お知らせ
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- 2025.3.14
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「サステナブル社会に向けたこれからの環境建築~ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)×ウェルネス~」を(2/19)開催しました!(講演資料公開)
サステナブルな社会構築に向けて、建築物におけるゼロ・エネルギー化及び屋内環境の健康・快適化を推進するため、北九州地域における最先端の環境建築の普及促進、地場企業等による先駆的な取組みへの機運を醸成する事が重要です。
そこで、今回未来共創部会では「サステナブル社会に向けたこれからの環境建築~ZEB×ウェルネス~」をテーマにシンポジウムを開催致しました。
今回は、基調講演に早稲田大学創造理工学部教授である田辺新一氏(第57代日本建築学会会長)をお招きして、「ZEBとウェルネスーこれからの建築環境」をテーマにご講演いただきました。田辺教授からは、脱炭素・GXの概念や、本シンポジウムの前日に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」・「地球温暖化対策計画」等を紹介いただくとともに、国内外のZEBの取組み事例や海外での環境・省エネ規制の事例の紹介をいただきました。また、健康的で持続可能な建築環境のためには、気候変動対策に加えて健康増進や居住者の快適性等が重要となり、CASBEE(キャスビー:建築物の環境性能評価システム)ーオフィス健康チェックリストをご紹介いただきました。最後は、オフィス環境の充実度が人間の幸福感に関わっているという研究事例をご紹介いただくなど、幅広い視野でご講演いただきました。
次のプログラムでは、北九州地域の取組み・事例紹介として、北九州市都市戦略局事業推進課長の一瀬修志氏より、「コクラ・クロサキ リビテーションの取組みについて」お話いただきました。また、その取組み事例第1号として、昨年12月に小倉の地に本格開業しました先端オフィスビル、「BIZIA KOKURA」について、株式会社ミクニ企画推進部長の竹内広国氏よりご紹介いただきました。
また、近隣都市の事例として、Nearly ZEB 及びCASBEE-WO(ウェルネス オフィス) Sランクの認証を取得した、鞍手町役場の事例について、設計を担当された株式会社佐藤総合計画執行役員の田村富士雄氏よりご紹介いただきました。鞍手町役場は、令和7年1月6日に開庁した、ZEB化、ウェルネス向上、BCP性能の向上をシームレスに実現した新庁舎です。
さらに、研究者の視点からは、北九州市立大学准教授上野貴広氏より、「ZEB実現へのHolistic Approach」をテーマにご講演いただきました。電力の脱炭素化には、供給側の取組みだけでなく、省エネの推進といった需要側の取組みが必要であるとともに、電力の需要側の省エネ評価にも、供給側の取組みを反映することが重要であるという考えをご紹介いただきました。また、建物の省エネ化にあたっての、建物の規模に関わらず最適運用(可視化→分析化→最適化)のポテンシャルや離島等の独立小規模コミュティのゼロエネ化にむけた実測調査の事例等をご紹介いただきました。
最後は、北九州市立大学教授白石靖幸氏をモデレータとして、田辺氏、田村氏、竹内氏、上野氏、そして、北九州市の施設のZEB化を担当している北九州市都市整備局建築支援課長の石原 賢一氏が加わり、「北九州市におけるZEB×ウェルネスの推進に向けて」をテーマにディスカッションいただきました。
今回、未来共創部会では、12月11日に開催した「木造建築」セミナーに続く、建築分野での取組みとなりました。今後、「建築物」をテーマに、産学官金の様々な知やリソースを集結させ、新たな発想や提案を発信できるよう、活動を続けてまいります。
概要
・日 時:令和7年2月19日(水)14:00~18:30(開場13:30)
・会 場:ホテルクラウンパレス小倉 3階 ダイヤモンドホール
(北九州市小倉北区馬借一丁目2-1)
・交流会: 同上
・参加費:無料(交流会を含む)
シンポジウムの様子

交流会の様子
